スマホ水没の緊急事態に知っておきたい！すぐやること、やってはいけないこと

トイレで落としてしまった、デスクワーク中にコーヒーをこぼしてしまったなど、スマホの水没トラブルの経験はありませんか？　暑いシーズンになれば、海やプールなど屋外での水没トラブルに見舞われる危険性も高まります。データが消失するかもしれない恐怖……。このようなまさかの緊急事態に、どのように対処したらいいのでしょうか？
今回はそんな時に備えて知っておくと便利な対処法をご紹介します。

すぐやるべきこと4つ

「しまった！」と思っても焦らず落ち着いて、まずは次の4つを試してみましょう。

まずはとにかく電源を断つ！

ショートを避けるために、１分1秒でも早く電源を落とす、または電池パックを抜いてください。(機種によって対応)

SIMカード、SDカードはすぐに取り出す

まずは大事なデータを守るために、カードを早急に取り出しましょう。

水分を追い出す

次に、水分をスマホから取り除くために乾かします。乾かし方は、以下の方法がおすすめです。

エアコンで乾かす

エアコンを除湿モードにして、結露が生じないように室温と同じ温度で、吹き出し口に2時間程度置いて乾かします。

湿気とり「水とりぞうさん」の塩化カルシウムを活用

塩化カルシウムが含まれた「水とりぞうさん」の容器の上にスマホを載せて、密封形ジップロックで包み込みます。このとき、塩化カルシウム溶液がスマホにかからないよう十分に注意してください。塩水ですから、2次災害が起きてしまいます。

水没復活アイテムを活用！

水没したスマホを復活させる、英国生まれの液体「リバイバフォン」。この液体は、故障の原因となるミネラル成分を安全に除去してくれます。使い方はいたってシンプル。付属のパウチ袋に「リバイバフォン」を注いで、水没したスマホを入れて密閉します。7分後に取り出した後、24時間自然乾燥させるだけ。その復活率はなんと90％とか。コーヒーやジュース、海水などがついてしまった場合は、この方法で不純物を取り除くといいでしょう。

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やってはいけないNG行動4つ

まさかの事態でパニックに陥り、「とにかく水を出さなきゃ」「乾かさなきゃ」と、慌ててやりがちなNG行動をお伝えします。

1.　水を出そうと、スマホを思いっきり振る

水没したスマホを振ってしまうと、まだ水が浸っていないところまで濡らしてしまう恐れがあります。被害を広げないためにも、振るのはやめましょう。

2.スマホカバーを無理やり外そうとする

慌ててスマホカバーを外そうとすると、壊れてしまう危険があり、いじっている間に水が浸っていない部分を濡らしてしまう恐れもあります。落ち着いて、そっと外しましょう。

3.ドライヤーの「熱風」で乾かそうとする

スマホは精密で繊細です。ドライヤーの熱が原因で、スマホの基盤が破損する可能性があります。まずはタオルかペーパータオルで水分を吸い取るように拭き取りましょう。ドライヤーで乾かすなら、「熱風」ではなく「冷風」モードに切り替え、少し離して当てるようにしてください。

4.電源のON＆OFFをくり返す

水を拭いた後、正常に作動するかを確認するため、何度も電源のON＆OFFをくり返すとショートして、データ復旧の望みを自ら絶ってしまうこともあり得ます。

「防水ケース」でまさかの事態に備える

防水加工のスマホを購入しても完璧ではありません。水没被害を最小限に抑えるためにも「防水ケース」を装着し、まさかの事態に備えましょう。防水ケースは色々と種類があるので、自分にあった物を選んでくださいね。防水ケース「ソフトバンクセレクション」

スマホの水没、備えあれば憂いなし

今や、なくてはならない存在と言っても過言ではないスマホ。まさかの緊急事態に備えておくのは、もはや当然のことでしょう。水没したときは慌てず、これらの対処法を思い出してくださいね。ただし、基本的には無理に自分で直そうとせず、修理に出すのが賢明です。スマホの水没トラブルには、早めの対処を心がけましょう。

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