【レビュー】これぞ最先端!体温で発電する超エコなスマートウォッチMatrix Power Watch

最近ますます盛り上がりを見せるスマートウォッチ業界。しかし、大きな課題として「電池の持ち」があります。そんななか、「Matrix Power Watch」はなんと、体温で発電する画期的な仕組みを取り入れています。今回は、この商品が体温だけでどのくらい使えるのかの検証を含めて紹介していきます。

電池の容量を気にせず普段使いが可能

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突然ですが、今の腕時計に満足していますか? デザインや機能性はどんどん進化していますが、「電池の持ち」については、満足できない人も多いのではないでしょうか。世の中の時計には、ボタン電池、ソーラー充電池、自動巻き、手巻き方式など、さまざまな駆動方式があります。Matrix Power Watchはそのどれでもない、「体温で発電する腕時計」。これは正直、技術革新!

しかし、それが本当なのかは使ってみなければわかりません。

ということで、1週間毎日身につけて試してみました。
Matrix Power Watchの仕組みは、ケース上部と下部の温度差で発電するというもの。ケース上部とは外気温、下部は腕と接していて、外気温と体温の差が大きいほど発電量が増えます。もっともよいロケーションは、体温が上がる運動時や外気温の下がる冬場です。

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「春夏は外気温と体温の差が開きにくいし、発電しないのでは?」と心配していましたが、しっかり発電できていました。発電しているかどうかは、通常の画面の外周にあるインジケーターが表しています。今だと1/4ほどを指しているのがわかります。

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このときの皮膚温度は32℃、ケース温度は31℃。1℃の差しかありませんが、表示ではきちんと発電できています。外出して運動しているときなどは、インジケーターが円周の1/2以上を指していたときもありました。かなり発電効率は良さそう。

身につけてさえいれば発電し続けるため、1週間つけても電池切れはしません。ちなみに、身につけていないときはスリープモードで駆動するため、フル充電の状態なら2年間はもちます。もう充電を気にしなくてもいいといって過言ではないでしょう。
電池の心配がないことで、登山やハイキングのようなアウトドアシーンにも最適。アウトドアの非常時に時計の電池切れは致命的ですが、Matrix Power Watchであれば問題なし。何があっても時を刻んでくれます。

ソーラー発電や自動巻きの問題点をすべて解決

電池のもちを気にしなくていい時計として、太陽光で充電できる「ソーラー充電池」や、駆動のためのゼンマイが自動で巻かれる「自動巻き」があります。しかし、ソーラー充電池は日差しが当たっていなければ充電しません。冬場の長袖を着用する時期になると、どうしても袖の中に腕時計が隠れてしまい、いつの間にか電池が切れていたという経験のある方もいるでしょう。
自動巻きについては、使用していない期間が1週間も続けば動かなくなるものも多く、機械式時計にありがちな「時間のズレ」も気になるところ。Matrix Power Watchの場合は時間がズレることもなく、安心して使い続けられます。つまり、ソーラー発電や自動巻きの課題をすべて解決している腕時計、それがMatrix Power Watchなのです。

スマートウォッチとしての機能も充実

Matrix Power Watchは、ただ体温で発電する時計というわけではありません。アクティビティログを記録するスマートウォッチでもあるんです。その機能を紹介していきます。

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記録されるアクティビティは「歩数、消費カロリー、歩行移動距離、睡眠時間」の4つ。なかでも、消費カロリーについては一般的なスマートウォッチに比べ、より正確なデータが得られます。その理由は、発電するために皮膚温度をリアルタイムに感知しているセンサーにあります。通常、スマートウォッチの消費カロリー計算は歩数などから算出しますが、Matrix Power Watchでは歩数以外に温度センサーで体温も加味して計算を行うため、より正確なデータが表示できるのです。睡眠時間の管理はMatrix Power Watchを着けたまま眠ることで、睡眠時間や睡眠の質を計測できます。

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このほかにランニングモードも搭載。このモードではランニングした時間と距離が記録されます。

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これらカロリー、歩数、睡眠時間の計測で、普段の体の動きから運動までしっかり記録することができます。防水機能は50mなので、ウォータースポーツの場面でもばっちり活躍します。本格的にマリンスポーツを楽しみたい方は、Matrix Power Watchの最上位モデル「PowerWatch X」がおすすめ。こちらは200M防水です。
もし、Matrix Power Watchを使用している友人がいれば、登録してお互いのログを見比べることもでき、どちらが多く運動したかゲーム感覚で競い合うこともできます。

スマホアプリとの連動でアクティビティログの確認も

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スマートウォッチなので当然スマートフォンとの連動機能も備わっており、アクティビティログの参照ができます。Matrix Power Watchオリジナルのアプリを使用するため、ここではセットアップの方法を含めて紹介していきましょう。

まず使用するアプリはiOSでは「Matrix Power Watch」、Androidでは「PowerWatch」です(2018年5月時点)。これらをアプリストアから検索してダウンロードします。アプリストアで見つけにくいという人は、Matrix Power Watch公式ホームページで日本向けの「Power Watch Japan」が用意されているので、そちらページにアクセスするとわかりやすいでしょう。

今回はAndroid版を使用しました。

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アプリをダウンロードして起動すると、ログイン画面が現れます。真ん中の「登録する」をタップして進みます。

 

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このアプリで使いたい名前と登録に使用するメールアドレス、パスワードを入力します。パスワードは確認のための2回入力がないため、間違って登録するとわからなくなるので注意。3項目の記入が終わったら「登録する」ボタンを押す前に、下部の使用許諾などの文書に同意するチェックボックスをタップします。

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一番下までスクロールして「Accept」のボタンがハイライトされたらタップして同意します。これで先程の画面で「登録する」のボタンが押せるようになりました。登録したメールアドレスに認証コードが送られてきます。
海外のサーバーからメールが送られてくるため、使用しているアドレスやメールソフトによっては迷惑メールと判断されて、正常に受信できていないことがあります。メールが届かない場合には設定を変えるか、迷惑メールフォルダを確認してください。

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登録が完了すると、自分のプロフィールを入れていきます。性別を選択して……

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年齢を入力。+と-で増減できますが、面倒な場合は周りのオレンジとグレーの円をなぞって一気に数字を変えることも。

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体重も入力。初期状態ではポンド表記ですが、キログラム表記に切替可能です。

 

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入力作業はこれで最後。身長を登録します。

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プロフィールの入力が終わったらMatrix Power Watchとのペアリング作業です。ご自身の手元にあるものと同じモデルを選択しましょう。

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ここからはMatrix Power Watchの電源を入れていない人向けになりますが、上下のボタンを同時に押して起動します。

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起動後、ペアリングが始まります。基本的にはこれだけでペアリングが完了ですが、すでにMatrix Power Watchを使っている人は、上のボタンを押して「設定モード」にしてから、下ボタンを押して同期しましょう。ペアリングにはBluetoothを使用するため、接続するスマートフォンやタブレットのBluetooth設定をオンにしておくことを忘れずに。

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ペアリングが終わるとアクティビティログを確認できます。もし正常に反映されていないときは、再度同期を行えば問題なく表示されるはず。

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各項目をタップすると日時ごとに確認できます。これでスマートフォンとの連動は完了です。常にスマートフォンと通信を行っているわけではないので、電池の消費に影響がないのも安心して使えるポイント。自身の体調管理のためにも、Matrix Power Watchを使うときは是非スマートフォンと合わせて使ってみてください。

どこでも身につけられるスタイリッシュなデザイン

イタリア人デザイナーが考案した、シンプルかつスタイリッシュなデザインもMatrix Power Watchのポイントのひとつ。スマートウォッチにありがちな充電用端子などもなく、見た目はデジタル時計と変わりありません。

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ケースの上部と下部に設けられた放熱フィンのようなスリットや、ケースを固定しているビスがメカニカル感を演出。ケースの高さも13mm未満と気になるほど大きくありません。
多彩な機能を搭載しているため重量が気になりますが、一般的なデジタル時計と同じ60g未満です。

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ベルト部分に関しては、ベースモデルの「POWERWATCH」がナイロンストラップ、オールブラックの特別仕様「BLACK OPS PACK」が高級感あふれるミラネーゼストラップ、5月以降に出荷予定の最上位モデル「POWERWATCH X」には高耐久シリコン製ストラップがそれぞれ採用されています。好みに合わせて購入することをおすすめします。
腕時計のベルトの交換も可能ですが、ミリタリーベルトは避けましょう。ミリタリーベルトは時計用ベルトとして人気ですが、Matrix Power Watchとの相性はいまいち。ミリタリーベルトはケースと皮膚の間にベルトが入ってしまうため、正常に皮膚温度が計測できなくなってしまいます。

今後のアップデートではカスタマイズオプションで文字盤などの表示デザインを変更することが可能になるとのこと。これが加われば、飽きのこないケースデザインに気分に合わせて変えられる文字盤と、これひとつでさまざまな場面に対応できる、長い付き合いができる腕時計に進化しそう。今から実装が待ち遠しいです!

まとめ

機能性とデザインを両立し、電池の課題も解決したスマートウォッチMatrix Power Watch。これからのスタンダードとなっていく可能性を秘めた、自信を持っておすすめできるアイテム。特に、従来のスマートウォッチにあった「電池切れ」や「充電の煩わしさ」に不満を抱えている人には、是非使ってみてほしいです!
機能的にも申し分なく、常に発電している安心感はさすが。出会った人に時計の印象を聞いてみましたが、目立ちすぎないさり気なさが高評価でした。今の腕時計に満足していない人や、最先端技術を手に入れたいという方にぴったりのMatrix Power Watch。自分用以外にも腕時計が好きな方やアウトドア派の人へのプレゼントにも最適です。「充電の心配のない腕時計」の快適さを手に入れてみてください!

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以上、『【レビュー】これぞ最先端!体温で発電する超エコなスマートウォッチMatrix Power Watch』でした。

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