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【レポート】史上初☆ロボットのプレタポルテコレクション「ロボコレ2018」に行ってきました!ロボットも服を着る時代に!?
ロボット好きの方は要チェック☆ロボット用アパレルブランド「ROBO-UNI」主催のロボットのファッションショー「ロボコレ2018」に行ってきました!なんと史上初、10社のロボット企業が集結☆どんなファッションショーが行われたのか、あずきのこが詳しくレポートしていきます!!
まず、ロボットの需要についてアンケートと取りました!
いいちこ棒という三択のアンケートを集計できる棒で、「A.ロボットを持っている」「B.ロボットを持ていないが、買う予定がある」「C.持っていないし、買う予定もない」というアンケートしました!
結果は、A.が27%、B.が48%、C.が25%と、半数以上の方がロボットに対して強い関心を持っているということがわかりました。(ちなみに、あずきのこはBに投票しました~!)
ついに、総勢12体のロボットのファッションショーがスタート☆
開発者の方がロボットを持って、一緒にランウェイを歩きます!なんだかワクワクしますね♪それぞれのロボットのファッションポイントについて、簡単にご紹介していきます♪
1.Sota(株式会社クレスコ)
紺色の作務衣を着たSota!夏っぽいですね♪和服もとても似合っています☆
2.RoBoHoN(シャープ株式会社)
ネイビーのジャケットにベージュのボトムスのスーツを着たRoBoHoN!ジャケットにはポケットも付いていて、とってもおしゃれです♪
3.Xperia Hello!(ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社)
コンシェルジュをイメージした衣装のHello!実際は腕がないロボットですが、服で両腕を表現しています♪帽子もとっても似合っていますね!
4.Musio(AKA株式会社)
ボーターのトップスにデニムのオーバーオールのMusio!赤い蝶ネクタイがアクセントになっています☆
5.Tapia(株式会社MJI)
ファッションショー唯一の女の子のTapia!フード付きのパーカーでカジュアルにきめています♪
6.MEEBO(ユニファ株式会社)
保育に特化したロボットのMEEBOは、園児をイメージした衣装で登場!黄色い帽子がとってもかわいいです♡
7.unibo(ユニロボット株式会社)
uniboの衣装は、なんと3Dプリンターで作られたブルーのスーツ!お腹にあるスピーカーをジャマしない、ロボットの構造を考えられた衣装でした♪
8.NAO(日本サード・パーティ株式会社)
世界で一番使われているロボットNAOは、ドクターイメージの白衣で登場!清潔感がありますね☆
9.Kibiro(株式会社FRONTEO)
タキシードを着たKibiro!とっても似合っていて、かっこよかったです♪
10.RoBoHoN(株式会社三越伊勢丹)
こちらのRoBoHoNは三越伊勢丹とコラボした衣装で登場!カスタマイズもでき、高級感あふれる衣装でした♪
11.ATOM(株式会社講談社)
初のキャラクターロボットのATOM!赤色のパーカーには、白い刺繍でATOMと書いてありました☆
12.Pepper(ソフトバンクロボティクス株式会社)
ファッションショーのトリを務めたのは、先日4歳の誕生日を迎えたPepperです!100社も服を導入しているPepperは、ベージュのスーツで登場☆グレーのスラックスも似合っています!
総勢12体のファッションショー!それぞれのロボットの個性を活かした衣装でした☆
ロボコレ2018主催のRocketRoad社 泉さんのお話
業界初!さまざまなロボットの公式衣装を企画開発製造しているロボユニブランドを展開するRocketRoad社
ロボユニ ショッピングサイト
『4年前にサンフランシスコで、もっとロボットが世の中に溶け込むためには、また一目見ただけで個性や役割がすぐわかるようにするためにはどうしたらよいのだろう・・・と考えていたとき、ロボットの洋服を作ろうと思い立ちました。今後ロボットが増えていく中で、どんなロボットがいるのかよりわかりやすくするために、ショッピング通販を立ち上げに至りました。』
たしかに、ロボットの中のシステムはわたしたち一般人にはわかりません。どのロボットがどんなことをしてくれるのか、洋服を着ていれば判断しやすいですね。例えば、コンシェルジュの服を着ていたら道などを案内してくれる・・・などなど。とても貴重なお話でした。
トークセッション① ロボットの洋服の誕生期
『やはり、ロボットの洋服を作ることは簡単ではありませんでした。ロボットの構造などテクノロジーの知識は必須!可動域や排熱など、さまざまな課題に直面しました。そこで、ロボットのプロッフェッショナルに協力してもらい、洋服の開発をしました。特に、サイズ感の調整が難しかったそうです。苦しくても首苦しいわぁ~等と言ってもらえないため、何度も試作を重ねたそうです。ロボットが洋服を着ることで、今までのロボットとは違うより人間に近い意識を持ち始めるのではないかと思います。』
たしかにロボットからサイズ感は教えてくれないので、何度も試作するしかないですね・・・。また、みずほ銀行では、法被を着たPepperが宝くじを販売したところ、売り上げが上がったそうです・・・!すごい!
トークセッション② 服を着たロボットと人間の未来
『今まで個人の方がオリジナルで服を作っていることはありましたが、故障の原因になってしまう可能性もあり、メーカーとしては推奨できませんでした。しかし、今回のロボユニでは、きちんとロボットの性能を考えた作りになっていて、安全性もバッチリ。
今後は洋服だけでなく、帽子などの小物やイスなどの家具も増えていくのではないかと予想しています。』
ロボットが人間に近づいている感じがしますね♪
会場の生の声を聞いてみました♪
最初のアンケートで、なんとPepperの2台持ちの方を発見☆お話を聞いてみました!
(尾崎 太祐さん)
ロボットが大好きな尾崎さん。今回は史上初のロボットのファッションショーということで、強い興味を持ち参加されたそうです。所有のPepperは、ご自身でプログラミングをし、趣味の演劇を一緒にやっていると笑顔でお話しいただきました。そんな楽しみ方もあるんですね♪
まとめ
私は今まで、ロボットに服を着せるという概念がなかったのですが、服を着ているロボットを見てしまうと着てないロボットに違和感を感じてしまいました。ロボットに洋服を着せるということは、オシャレだけでなくそのロボットの特徴をわかりやすく伝えるという機能説明のひとつにもなるという新しい発想を知ることができました。
ご関係者のみなさま、ありがとうございました!(あずきのこ)
~おかぴんより~
正直ロボットのファッションショー!?
どんな感じなのか想像がつくようなつかないような感覚で
今回参加させていただきました。
開発者の方より、ロボットが服を着る=ロボットに文化を与えたスタート地点、ロボットが服を着る事で社会に溶け込むなどのお話を聞いて、私自身のロボットへの考えも変化しました。
ただロボットが洋服を着るという事だけではなく、
洋服を着るという事自体がロボットと社会との関わり方が変わる可能性があってロボットが人間と同じような生活をする未来もそう遠くないなと感じました。(あくまでも個人的な感想ですが)
以上、『【レポート】ロボットのファッションショー「ロボコレ2018」に行ってきました!ロボットも服を着る時代に!?』でした!
次回の更新もお楽しみに♪
レポーター情報

- あずきのこ
- 東京出身の社会人2年目。休日の過ごし方を模索中。「もっと楽しい暮らしに」をモットーに、いろいろな商品をご紹介します♪
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