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プログラミングで何ができるの? おすすめの学習方法は? 初めてのプログラミング入門ガイド
プログラマーは求人倍率と平均年収が高い、副業にも役立つ…そんな話を耳にして、プログラミングを始めてみようかなと考える方も多いかもしれません。
あるいは、プログラミングでこんなものを作ってみたいけれど、どうやって勉強を始めたらよいかわからないという、具体的な目標と悩みを持っている方もいるかも知れません。
今回はそんな、プログラミングは何から勉強すればいいか、勉強すると何が作れるようになるのか、どんな職業につけるのかなど、プログラミング学習にまつわる様々な疑問にお答えしてみました。
そもそもプログラミングとは何か
「プログラミング」とは「プログラム」を作ることを言います。では「プログラム」とは何でしょうか? それは一言でいうと「コンピューターへの動作の指示」です。
コンピューターはプログラムを与えられることで、その内容を読み取り、指示通りに実行し、その結果を出力として返します。 そして、その指示書を作る作業を「プログラミング」と呼びます。その指示書の設計ルールは「プログラミング言語」と呼ばれ、様々な種類が存在します。
プログラミング言語はマイナーなものからメジャーなものまで合わせると、一説には200以上の数が存在すると言われています。 それらのプログラミング言語のいずれかを使ってプログラミングをする職業を「プログラマー」と呼びます。
プログラミングで何ができるようになるか
そんなにたくさんのプログラミング言語が存在するのはなぜなのでしょうか?
それはプログラミング言語毎に、それぞれできることや得意なことが異なるためです。
プログラミングすることで、電子機器や家電製品の制御や、Webサイトやスマホアプリなどの様々なソフトウェアを作ることが可能になります。様々な分野で使われているプログラミング言語は、分野ごとに全く異なる言語である場合が多く、自分がプログラムのスキルで何をしたいか、そのためにどんなプログラミング言語を学ぶ必要があるのかを事前に把握しておく必要があります。
それによって、そのスキルを活かせる仕事も変わってきます。
プログラミングが活かせる仕事と、そこで使われるプログラミング言語
プログラミングのスキルを活かせる仕事は様々な種類があります。その中でも人気の高い職種と仕事の内容、よく使うプログラミング言語は次のようなものです。
Webプログラマー(Webエンジニア)
1つ目はWebサイトやWebサービスの開発を行うWebプログラマーです。Webエンジニアとも呼ばれます。
Webプログラマーもその役割によって更に細分化され、主に以下のような職種が存在します。
・フロントエンドエンジニア…Webサービスの画面上の動きや機能を作るプログラマー
・サーバーサイドエンジニア…Webサービスの内部の動きや機能を作るプログラマー
・マークアップエンジニア…デザイナーの設計したデザインを、ブラウザで表示できる形にするプログラマー
Webプログラミングでよく使われるプログラミング言語は、フロントエンドとマークアップでは「JavaScript」「HTML」「CSS」(ただしHTMLとCSSはWebサイトの表示に欠かせないものですが、厳密にはプログラミング言語ではありません)、サーバーサイドでは「PHP」「Python」「Go」が挙げられます。
ゲーム系プログラマー
こちらはその名の通りゲーム制作に携わるプログラマーです。
主に据え置きゲーム機のプログラマーとPC向けゲームのプログラマー、そしてスマホ向けゲームのプログラマーに分けられます。
ゲーム開発で主に使われるプログラミング言語は、代表的なものであれば、据え置きゲーム機であれば「C++」「C#」。PCゲームでは「C#」「JavaScript」。スマホ向けゲームでは「Swift」「Java」「C#」などが挙げられるでしょう。
アプリケーションプログラマー
アプリケーションプログラマーはパソコンやスマホで動作するアプリの開発に携わるプログラマーです。
よく使われるプログラミング言語は「Java」「C#」「C++」、アプリ向けならそこから更に「Swift」、「Kotlin」などが加わるでしょう。
組み込み系プログラマー
組み込み系プログラマーは主に家電製品や電子機器を制御するシステムの開発を行うプログラマーです。
使用する言語は主に、「C」、「C++」、「C#」、「Java」などです。
初心者におすすめのプログラミング言語は何?
これから初めてプログラミングを学ぶ方におすすめなのは「HTML」と「CSS」です。
「HTML」と「CSS」は私達が日常見ているWebサイトの表示や動作に関わる言語で、厳密にはプログラミング言語ではないのですが、Webの仕組みが理解でき、初心者でも比較的簡単に習得でき、その後にPHPなどのプログラミング言語の習得や、WebデザインなどのWeb関連のスキル習得にもつなげていけるという多くのメリットがあります。
もちろん、自分がプログラムを使ってこんなことをやりたいという目標が明確であれば、そのために必要なプログラミング言語を学ぶことに挑戦してみても良いかもしれません。
ですが、そういった目標がまだ見つかっていない方には、上記の言語の学習から始めてみるのが良いでしょう。
プログラマーになるには? プログラミング学習の始め方
それでは、プログラマーになるにはどうすればいいのでしょうか?
未経験からプログラマーになるための流れを簡単に書くと、次のようになります。
①プログラミングを学ぶ
②学んだ知識を基に実践してみる、または資格を取得する
③学んだこと、実践したことや資格を実績として就職活動をする、またはフリーランスになる
全くの未経験でプログラマーとして採用される…ということもあるかもしれませんが、新卒採用や中途採用であっても若手に限られるなど、間口はかなり狭いようです。現実的には、プログラミングスキルを身に着けた上での転職活動や、フリーランスとして案件を受注するという道を選択する方が多いようです。
プログラミングの学習を始めるにはどのような方法があるのでしょうか? また、どうすればプログラミングを効率良く学べるのでしょうか。
プログラミング関連の書籍で学ぶ
まず思いつくのが、プログラミングに関する学習書籍で学ぶという方法です。
書籍は全くのゼロから体系的にプログラミング言語について学んでいくにはとても適した教材です。
プログラミング言語はバージョンが上がると新しい機能の追加や、過去に使えていた機能が使えなくなってしまうということが多々あるので、書籍を購入する際には、できる限り学習するプログラミング言語の最新バージョンについて書かれた書籍を選びましょう。
書籍でのプログラミング学習は、自分のペースでじっくり学習に取り組みたい方向けの学習方法と言えるでしょう。
プログラミング学習サービスで学ぶ
Progateやドットインストールなどのオンラインのプログラミング学習サービスを使ってプログラミングを学ぶのも良いでしょう。
サービスによってはWebサイト上で直接質問に対する課題を入力していくことで正解不正解の採点ができ、自分がどこまで進んだかがわかりやすいなど、学習を長続きさせる工夫が取り入れられています。
プログラミングスクールで学ぶ
最後にオンラインや実地でのプログラミングスクールに通うという方法もあります。
ある程度のまとまった金額の資金が必要になってきますが、講師に直接わからない点を質問できるというメリットは非常に大きいです。受講期間が限られていますが、逆に短期集中でモチベーションを維持しながら学習を進めていけるのも魅力です。
スクールによってはその後の転職までサポートしてくれるところもあるので学習後の就職活動のハードルも下がってきます。
プログラミングを楽しく学べるソフトやスマートトイ
SoftBank SELECTIONオンラインショップおすすめのプログラミングが学べる商品を幾つかご紹介いたします。
ディズニー・プログラミング学習教材 「テクノロジア魔法学校」
プログラミングを学んで、ディズニーの世界へ。子供から大人まですべての人に贈るオンライン型学習教材。
ディズニー・プログラミング学習教材「テクノロジア魔法学校」は、ディズニーの世界を楽しみながら、ライフイズテックのプログラミング学習ノウハウにもとづき、初心者からご自宅のパソコン(Windows/Mac)で学べるプログラミング学習教材です。JavaScript/HTML/CSS/Processing/Shaderを楽しく学ぶことが出来ます。
Sphero SPRK+(スフィロ スパークプラス)
色や動きをプログラミングで制御できるボール状のロボット SPRK+
内部がすべて見える透明シェルで作られたSPRK+(スパークプラス)のボディ。自分が作ったプログラムによってSPRK+の内部がどのように動き、反応するのかをすぐに見ることができるので、コーディングやSTEM の原理に対する関心を高めることができます。Swift Playgrounds (iOS)も学べます。
Makeblock CyberPi Go Kit シングルボードコンピュータ
フルカラーディスプレイ、スピーカー、豊富な入力モジュール、強力なCyberOSを搭載したシングルボードコンピュータ
ソフトウェアと組み合わせて、データサイエンス、ネットワーク利用、AI音声認識や翻訳機能、IoTなどの高度な技術を体験することが可能です。また、ブロックをつなぎ合わせるビジュアルプログラミングから、テキスト言語Python (パイソン) のプログラミングまで、段階的に学習することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?プログラミングとは何かについてと、様々なプログラマーとそこで使われているプログラミング言語、プログラマーになるためのプログラミング学習方法について解説してみました。
プログラマーを目指す上では、ただ漫然と知識を学び続けるだけではなく、自分で学んだことを活かしてWebサイトの立ち上げや、ソフトウェアやアプリを作ってみるなど、アウトプットや実践を行っていくことも非常に大切です。そうすることで、自分の理解が不足している点がはっきりし、学んだ技術の関連技術も同時に学ぶことができるなど、自身のスキルを飛躍的に成長させることができます。
そして完成したWebサイトやソフトウェアは就職活動の場でスキルのPRに使えるなど、一石二鳥の効果が期待できます。
ぜひ、アウトプットや実践を意識したプログラミング学習を心がけてみてくださいね。
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有効期限:2021年4月30日まで
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以上、「プログラミングで何ができるの? おすすめの学習方法は? 初めてのプログラミング入門ガイド」でした。
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