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スマホの充電を少しでも早く!充電が遅くなる原因と解決策8
あと10分で家を出ないといけないのにスマホの充電を忘れてた!というのはスマホユーザーあるある話ですが、そんな場合に少しでもスマホの充電を早くする方法はあるのでしょうか?iPhoneとAndroidそれぞれでの、充電が遅い時の原因や、充電を少しでも早くしたい時のテクニックを8つご紹介いたします。
充電を少しでも早くしたい時のテクニック8つ
1.機内モードにする
スマホの動作を少なくさせることができれば、それだけ充電速度は速くなります。充電時にブラウジングや通話をする必要がなければ、充電中は機内モードに切り替えましょう。
そうすることで、スマホが通信やWi-Fi接続のためにバッテリーを無駄に消費しなくなるため、より速く充電することができるようになります。
2.電源を切る
もちろん、できることなら機内モードにするよりもスマホの電源を切ってしまった方が、さらに速く充電ができるようになります。
どうしても時間がない!という時は試してみましょう。
3.スマホカバー・ケースを外す
スマートフォンに搭載されているリチウムイオンバッテリーは熱に弱く、低温を保つことでより効率的に充電することが可能です。Appleは、iPhoneにとって最適な温度環境を16℃〜22℃とし、特に35℃を超える高温の環境下にiPhoneをさらさないようにとしています。
このため少しでも速く充電を行いたい場合は、熱がこもりやすいスマホカバーやケースを外すことで、充電効率の改善が期待できます。
4.スマホを冷やす
同様に、スマホを暖房機器などの熱を発するものから遠ざけ、スマホをアルミなど冷たい金属製の板の上に置いたり、扇風機などの冷却ファンに当てたりするなど、適度に温度を下げてあげることで、充電効率の改善が期待できます。
かと言って、氷で冷やす、保冷剤を使うなどの極端な冷却を行うと、端末内に結露が発生するなどの故障の原因にもなってしまいますので気をつけましょう。
5.コンセントから有線で充電する
あなたがもしパソコンをお持ちなら、パソコンのUSBポートに充電ケーブルを挿してスマホを充電することもあるかもしれません。
ですが、パソコンのUSBポートは一般的な規格のUSB1.1であれば5V×0.5A=2.5W、最新のUSB3.0でも5V×0.9A=4.5Wの電力供給しか行えないため、5W〜20W以上の電力供給に対応しているコンセントに挿すタイプの充電器と比較すると、スマホの充電には不向きです。
また、ワイヤレス充電も有線と出力が同じものであっても、有線より電力のロスが大きいため、実際の充電速度は有線よりも遅くなります。
そのため、少しでも速くスマホを充電したい場合は、なるべくコンセントに挿すタイプの充電器を使い、有線ケーブルをつなげて充電をするようにしましょう。
6.急速充電に対応した充電器を使う
お使いのスマホが急速充電に対応している場合、急速充電に対応した充電器を使うことが、少しでも速く充電するために最も効果的な解決策となるかもしれません。
iPhoneをお使いであれば、iPhone 6は最大1.4Aの入力に対応しているので、iPadなどに付属している5V×1.4A=7W以上の出力に対応した充電器を、iPhone 6 Plusは最大2.0Aの入力に対応しているので5V×2.0A=10W以上の充電器を使うことで付属の5V×1A=5Wの出力しか無い充電器よりも、より速く充電することが可能になります。
こちらの充電器は2つの充電ポートを備え、片方5V×2.4A=12W、合計出力5V×3.6A=18Wの高出力モデルとなっています。
エレコム スマートフォン・タブレット用AC充電器/3.6A出力/USB-Aメス2ポート/おまかせ充電搭載
さらにiPhone8から「USB Power Delivery(USB PD)」という、およそ30分で50%までバッテリーを急速充電することができる規格に対応していますので、充電器もUSB PD対応製品を使うことでより高速に充電を行うことが可能になります。
USB PD対応充電器は「USB PD対応」と書かれている、18W以上の出力に対応した物を選びましょう。
2021年2月時点でiPhoneとAndroidでUSB PDに対応している、主なメーカーの最新機種は次のようなものがあります。
機種 |
メーカー |
最大入力W数 |
iPhone 8 |
Apple |
18W |
iPhone12 / 12 Pro |
Apple |
20W |
Pixel 5 |
|
18W |
Xperia 5 II |
SONY |
18W |
Galaxy Note 20 / 20 Ultra |
Samsung |
25W |
Galaxy Note 10+ |
Samsung |
45W |
USB PD対応充電器でおすすめの製品は、最大100Wまでの幅広い出力に対応しているこちらになります。
CIO GaN 100W充電器 USB-C 2ポート
7.一つの充電器で複数の機器を同時に充電しない
複数の充電ポートを備える充電器では、それぞれのポートの出力は高くても、同時に充電を行った時の合計出力が低くなる場合があります。
例えば2つ上で紹介しているUSB充電器は2.4Aの出力ポートを2つ備えていますが、合計の最大出力は3.6Aとなっていますので、2.0A以上の入力に対応している端末を2つ同時に充電した場合、どちらかの出力がやや不足してしまいます。
ですので複数の充電ポートを備える充電器で少しでも速く充電を行いたい場合は、充電器の合計出力を上回るような充電を同時並行で行わないように気をつけましょう。
CIO 4ポートアダプタ 急速充電器 PD版 Typ-c USB CIO-KJ-PD3
こちらの充電器は30WのUSB PDと、ひとつあたり12W、最大合計出力24Wの4つのポートを備えており、充電量が少ないデバイスほど優先的に電力を割り振るSmart IC機能を内蔵している複数端末の同時充電に特化していますので、USB PD対応スマホやスマートウォッチなどを複数所有している方に大変おすすめです。
8.充電端子を清掃する
見落としがちですが、充電端子に汚れやごみが付着してしまっているせいで充電効率が落ちてしまっている可能性がないかもチェックしておきましょう。
端子に汚れがあった場合は、レンズクロスなどの糸くずの出にくい柔らかい布で拭きとってください。また、つまようじなどの細い棒で、端子を傷つけないよう注意を払いながら掃除をするのもよいでしょう。エアダスターは威力が強すぎて内部にほこりが入り込んでしまう可能性もあるため、Appleは使用を推奨していません。
ケーブル端子が錆びている、また、汚れが落ちない場合は新しいものに買い替えましょう。
まとめ
スマホの充電を少しでも早くするテクニックについてまとめてみました。上に挙げた8つの方法の中では、スマホに合った充電器とケーブルを使うことが最も充電スピードのアップにつながるのではないかと思います。
スマホを高速充電するための充電器やケーブルの選び方についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧くださいね。
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以上、「スマホの充電を少しでも早く!充電が遅くなる原因と解決策8」でした。
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