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意外と知らない? iPhoneの「ヘルスケア」アプリの使い方ガイド
iPhoneに最初からインストールされているけれど、人によってはあまり使われることのない「ヘルスケア」アプリ。
健康管理を意識しているユーザーには愛用されているのですが、皆さんは利用してみたことはありますでしょうか?
この記事ではユーザーの様々な健康情報を記録、管理できる「ヘルスケア」アプリの基本的な機能や使い方について解説していきます。
「ヘルスケア」アプリでできること
まずは「ヘルスケア」アプリでどんな事ができるのか紹介していきましょう。
ヘルスケアが有効になっていれば、今日一日でどれくらい歩いたり走ったり運動したかの「アクティビティ」データや、体重身長・体脂肪率などの「身体測定値」、毎日どれくらい睡眠時間を確保できているかの「睡眠」データ、どれくらい自分が心を落ち着ける時間を持てたかの「マインドフルネス」などなど、様々な健康に関するデータをヘルスケアアプリに記録できるようになります。
また、それぞれのデータが前日や過去7日間と比較して、どのように改善・低下したかをグラフでわかりやすく表示してくれます。
ヘルスケアで記録・管理できる健康データのカテゴリ一覧
ヘルスケアでは非常に数多くの健康に関するデータを記録・管理することが可能です。
iOS14の時点で記録できるデータについて、以下にまとめてみました。
● アクティビティ
○ 1日の歩数やカロリー消費などのデータ
● バイタル
○ 血圧や心拍数、体温等のデータ
● マインドフルネス
○ 深呼吸や瞑想など、心を落ち着ける習慣のデータ
● 栄養
○ 食べたものを基に、どれくらいの栄養素を摂取しているかのデータ
● 呼吸
○ 呼吸や心肺機能に関するデータ
● 周期記録
○ 月経・生理周期のデータ
● 症状
○ せきや喉の痛みなどの体調不良に関するデータ
● 心臓
○ AppleWatchなどを通じて記録される心拍数に関するデータ
● 身体測定地
○ 体重や身長、BMIなどに関する測定データ
● 睡眠
○ 日々の睡眠時間に関するデータ
● 聴覚
○ 聴覚・聴力に関する測定データ
● 歩行
○ 歩行速度や歩行時間に関するデータ
● その他のデータ
○ 歯磨きや手洗い、性行為の回数などの様々なデータ
これほど多くのデータを記録できるとなると、逆に使いこなせるのか不安になってくる方もいるかもしれません。
必ずしもすべてのデータを記録する必要はなく、自分が特に意識していきたいデータに絞って記録をしていけば負担も少なくなります。
また、データの記録を続ける工夫として、毎日iPhoneが入力のリマインド通知を送ってくれるため、三日坊主になりにくいのもこのアプリの魅力です。
さらに、次で紹介するスマートウォッチなどの連携機能を使うことで、自動でヘルスケアにデータが記録されるようになり、さらに便利にヘルスケアを使いこなせるようになります。
ヘルスケアの連携機能
健康に関するデータはヘルスケアアプリ単体だけでなく、App Storeで手に入る 様々なアプリやネットワーク対応型の体重計、AppleWatchなどとヘルスケアを連携させることで、更に多くのデータをヘルスケアに自動で記録できるようになります。
ヘルスケアを使いこなそうとする場合、日々のデータを手入力で行っていくと負担が非常に大きいため、これらの連携機能を活用していくことが負担なくデータを記録していくためにとても重要です。
アプリとの連携機能
App Storeで配信されている、ヘルスケアとのデータ連携に対応した様々な健康測定アプリを使うことで、ヘルスケアにデータを集約することが可能です。
体重計・体組成計との連携機能
タニタやオムロンなどのネットワーク対応タイプの体重計・体組成計と連携させることで、体重計に乗るだけで体重や体脂肪率などのデータを自動でヘルスケアに保存できるようになります。
スマートウォッチとの連携機能
AppleWatchやFitbitなどのスマートウォッチと連携することで、スマートウォッチでの計測に対応していれば、運動、呼吸、心拍数などの様々なデータを自動でヘルスケアに保存することができるようになります。
ヘルスケアの使い方
それでは、実際にヘルスケアの使い方について説明していきましょう。
ここではヘルスケアで特によく使うことになる、「アクティビティ」と「睡眠」、「マインドフルネス」、「身体測定値」の使い方について取り上げていきます。
ヘルスケアアプリを立ち上げ、下部メニューの「ブラウズ」から「アクティビティ」をタップすると、アクティビティが表示されます。
「アクティビティ」の使い方
「アクティビティ」は1日の歩数やカロリー消費などの運動にまつわるデータを集計する事ができる機能で、ヘルスケアで一番使う機会が多い機能かもしれません。
iPhoneの持つ高精度のセンサー機能を活かして、単純に何歩歩いたか以外にも、走ったり階段を登ったりといった運動負荷の違いまでを判別してデータを記録してくれます。
使い方と言っても、基本的には常にiPhoneやAppleWatchなどのスマートウォッチを身に着けているだけでデータは自動で記録されていきます。
また、その他の運動系アプリと連携させることで水泳やサイクリングなどより細かなスポーツに関するデータも記録できるようになります。
「睡眠」の使い方
睡眠時間は健康と切り離せない重要な要素です。
ヘルスケアの「睡眠」機能を使うことで、毎日の睡眠時間の記録はもちろん、自分が目標とする就寝時間と起床時間を達成できるようにヘルスケアが呼びかけを行ってくれるようになり、これによって健康的な睡眠のリズムを保つことが可能になります。
「マインドフルネス」の使い方
「マインドフルネス」というのは人によっては聞き慣れない言葉かもしれませんが、「心の充足感」を意味します。ストレスの多い現代社会で、いかに心を落ち着けてリラックスする習慣を作れるかのサポートを、この機能が手伝ってくれます。
例えばAppleWatchを身に着けていると、定期的に「呼吸」アプリが深い呼吸を促す通知
をしてくれます。アプリの通知に合わせて深呼吸することで心の安定が保たれ、その回数もヘルスケアに記録されていきます。
「身体測定値」の使い方
「身体測定値」の機能を使うことで、身長や体重はもちろん、BMIや体脂肪率、体温などのデータを記録することができるようになります。
身体測定値に関するデータは基本的には自分の手で入力しなければならいのですが、AppleWatchやネットワーク連携機能に対応した体重計・体組成計と連携させることで、自動で記録されていくようになりますので手間がかからず大変便利です。
ヘルスケアで記録したデータを削除するには
場合によっては、ヘルスケアで記録してきたデータを削除したくなることもあるかもしれません。
その場合は、以下の手順でデータを削除することができます。
「設定」画面から「ヘルスケア」を選択し、「データアクセスとデバイス」を選択します。
その中から「ヘルスケア」を選択し、「”ヘルスケア”から全データを削除」を選択
「削除」をタップ
これですべてのデータの削除が完了します。
まとめ
iPhoneの健康データ記録管理アプリ「ヘルスケア」の機能や使い方について解説いたしました。
ヘルスケアはアップデートを重ねるごとに、より多彩な健康に関するデータを記録できるようになってきているので「え、こんなデータも記録できるの?」と驚かれた方もいらっしゃるかと思います。
一生付き合う自分の身体が健康であることは、とても大事です。ぜひヘルスケアを活用して「三日坊主」にならない健康管理を目指してみてくださいね。
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以上、「意外と知らない? iPhoneの「ヘルスケア」アプリの使い方ガイド」でした。
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