最近よく聞くサステナブルやSDGsってなに?

最近よく聞くサステナブルやSDGsってなに?

最近では、「サステナブル」という言葉をよく耳にします。「サステナブル」とは、「持続可能な」という意味で、環境に配慮した取り組みです。私たちの身近な話だと、2020年7月1日よりプラスチック製買物袋が有料化され、日本でも環境に配慮した取り組みが少しずつ行われています。

今回は、サステナブルが行われるきっかけとなった、世界共通の目標である「SDGs」についてご紹介していきます。地球のことを考えると、私たちも今からできることを少しずつやっていかなければいけません。何ができて、何ができないのか、一緒に考えていきましょう。

SDGsとは

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SDGs(エスディージーズ)とは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、ニューヨーク国連本部で2015年9月25日〜27日に行われた国連持続可能な開発サミットで採択された目標。国連加盟193か国が、2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標なのです。


SDGsの17の目標

SDGsで掲げている17の目標です。一つ一つ見てみましょう。

1.貧困をなくそう

あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ

2.飢餓をゼロに

飢餓に終止符を打ち、食料の安全確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する

3.すべての人に健康と福祉を

あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進する

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4.質の高い教育をみんなに

すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

5.ジェンダー平等を実現しよう

ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る

6.安全な水とトイレを世界中に

すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する

8.働きがいも経済成長も

すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用及びディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する

9.産業と技術革新の基盤をつくろう

強靭なインフラを設備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る

10.人や国の不平等をなくそう

国内および国家間の格差を是正する

11.住み続けられるまちづくりを

都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする

12.つくる責任 つかう責任

持続可能な消費と生産のパターンを確保する

13.気候変動に具体的な対策を

気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る

14.海の豊かさを守ろう

海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する

15.陸の豊かさも守ろう

陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る

16.平和と公正をすべての人に

持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会へ推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する

17.パートナーシップで目標を達成しよう

持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

以上です。これらが、SDGsが掲げている17の目標です。健康や教育のこと、さらには地球全体の環境のことまで目標に掲げられています。2020年のSDGsランキングでは、1位がスウェーデン、2位がデンマーク、3位がフィンランドでした。日本は、17位です。

2020年の日本では、「5.ジェンダー平等を実現しよう」や「13.気候変動に具体的な対策を」「14.海の豊かさを守ろう」「15.陸の豊かさも守ろう」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」が取り組みが悪い方向に向かっていってしまっている赤色表記になっています。

反対に、「4.質の高い教育をみんなに」は、2016年から目標達成の緑色になっています。しかし、まだまだ課題が残っている目標がたくさんあります。

ちなみに、この取り組みが始まった2016年から2020年の期間では、日本は平均順位15.2位です。

17のゴールを配色したSDGsのバッジ

形が丸く、黄色やオレンジ、赤、青など、17のゴールを配色したカラフルなバッジです。最近では、政治家や、芸能人など、テレビでバッジをつけている人も増えてきました。

SDGsへの取り組みをアピールできる

SDGsのバッジをつけてることで、SDGsの取り組みをアピールできます。例えば、企業としてSDGs目標に貢献しているのであれば、このバッジをつけているだけで取り組みを社会に対して発信することができます。例えば、サントリーでは「2030年までにグローバルで使用する全ペットボトルの100%サステナブル化を目指す」との「プラスチック基本方針」を策定しています。また、先進的な企業のひとつであるユニリーバでは、2010年にユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン(USLP)を導入し、「すこやかな暮らし」「環境負荷の削減」「経済発展」の3つの分野で目標を設けています。株式会社すかいらーくホールディングスでは、ストローを廃止し、バイオマスストローを提供しています。このように、企業でSDGsの取り組みをしている場合、バッジをつけていることで取引先との話の中でもSDGsの話題を出しやすくなります。

SDGsを意識するきっかけを作る

バッジをつけていることにより、SDGsを意識するきっかけを作ることができます。また、SDGsを知らない人へも、知ってもらうきっかけを作ることができるので、目標に掲げてある「持続可能な」という部分では、バッジをつけることは、とても良い取り組みでしょう。

日常で、マイバックやマイボトルを持参するようにしたり、着なくなった洋服をリサイクルしたり、私たちも今からできることがたくさんあります。また、洋服だけではなく、リサイクルのパソコンがあるのはご存知ですか?

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環境に良いリサイクルパソコン3選

クリーニングやデータ消去、動作確認など、細かい審査を合格したものだけが再商品化でき、またパソコンへと生まれ変わる環境に優しいリサイクルパソコンです。

リサイクルパソコン 東芝 dynabook satellite B554/M

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無線LAN子機付で、最新OSでセキュリティも安心。正規Windows10 Homeも搭載されており、リサイクルパソコンとは思えないスペックを持っています。その他にも、KINGSOFT WPS Office搭載や、6ヶ月保証(バッテリーは保証対象外)などもついており、価格も安い。かなりお買い得です。


リサイクルノートパソコン Intel Core i7 (メモリ4GB)

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正規Windows 10 Home 64bitが搭載されており、DVD&Wi-Fi付きのリサイクルパソコン。メモリは、4Gとなっており、KINGSOFT WPS Office搭載、保証が1年間あります。(バッテリーは保証対象外)有名パソコンメーカーを採用しており、高品質で安心のリサイクルパソコンです。


リサイクルノートパソコン DELL Latitude 3540

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Webカメラ内蔵(0.92メガピクセル)されており、ディスプレイも15.6インチと大きめ。WPS Office2搭載、メモリは4GBとなっています。保証も1年間ついており、他のリサイクルパソコンに比べて値段も高めですが、内蔵カメラがあることによりZOOMミーティングなども可能です。Windows 10Pro 64Bit(MAR)、モデルは、Latitude 3540 Core i5。

まとめ

以上、SDGsについてのご紹介でした。私たちが今からできる一つ一つのことが、私たちが住む地球やこれからのことに繋がっていくと思うと他人事だとは思えない目標です。環境を配慮した取り組み、今できることを考えていきましょう。

以上、「最近よく聞くサステナブルやSDGsってなに?」でした。

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