「ペットのためのIoT」で暮らしを充実させよう

「ペットのためのIoT」で暮らしを充実させよう

IoTって何?

「IoT」とは「Internet of Things」の略称で、日本語では「モノのインターネット」とも呼ばれています。様々なモノがインターネットと繋がり、モノが得た情報をインターネットで収集しAIが分析。そこから最適と考えられるアクションや情報を、モノやそれを扱うユーザーにフィードバックさせることができるシステムを指します。

例えば庭のスプリンクラーと地面に備えた温度・湿度センサー、さらにインターネット上の天気予報を連動。ちょうど良いタイミングに自動的に散水を行ってくれる、というような管理システムもその一部です。無駄なく生産性を向上させたり、快適な暮らしをサポートしてくれる技術として近年注目を集めているんですよ。


IoTでもっと便利にペットと暮らす

私たちの大切なパートナーであるペットたち。話すことはできない彼らが発するサインを見逃さないため、またペットとの日常生活をより充実させるための強い味方が「IoT」です。ここではペットのためのIoTの代表的な例を紹介していきましょう。

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給餌

ペットのために毎日欠かせないものといえば給餌ですよね。規則正しいタイミングで食事を与えることは身体だけでなく、ペットの精神衛生上においても大切といわれています。「いつも同じ時間にご飯を食べられる」とわかっていれば心も落ち着くものです。そんなときに便利なのがIoTを活用した給餌機です。

Petkit 自動給餌機

猫・中小型犬用の自動給餌機です。従来型の自動給餌機といえば予めタイマーをセットしてその時間に既定量の餌が出る、というものでした。

しかしこの「Petkit 自動給餌機」はWi-Fi搭載で、IoT技術を活用しスマホアプリと連動。急な外出や予定変更で帰宅が遅くなってしまうときなどでも、定時定量で給餌をおこなうことができるすぐれものなんです。
愛猫または愛犬の生年月日と体重に給餌するフードの成分をアプリに入力すれば、自動で適正量を計算して表示。給餌料は約5グラム単位で、一日最大10回、10段階で給餌回数を設定することができ給餌プランも設計しやすいですよ。

どんなお部屋にも馴染みやすいスタイリッシュな本体に、余裕の2.8リットルの大容量タンクを搭載。ACアダプターと乾電池の2WAY電源を採用しているので、もしもの停電時でも安心設計です。

うちのこエレクトリック カリカリマシーンSP

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こちらの小動物・猫・犬用Wi-Fi搭載自動給仕機「カリカリマシーンSP」には自動給餌機能に加え、IoT技術を駆使した「見守りカメラ」「音声給餌機能」「給餌通知機能」「会話機能マイク&スピーカー」と盛りだくさんの便利な機能が搭載されています。

基本となる給餌機能は1日4回まで、1分単位でタイマー設定が可能。各回の給餌のオンオフは連動したスマホアプリから簡単に行えます。給餌量も各回10グラム単位で最大100グラムまで設定可能。
またタイマーとは別に「今スグリモート給餌機能」も搭載。手が離せない時のご褒美や早朝のおねだり時に、スマホのボタンひとつで給餌ができ大助かり。

「見守りカメラ」は外出先からペットの様子をスマホのアプリでチェックすることができて安心です。さらに「会話機能マイク&スピーカー」でリアルタイムに音声でコミュニケーションを取ることができるのも嬉しいですね。

自動給餌に合わせて、予め録音しておいた飼い主さんの声でペットにお知らせする「音声給餌機能」、自動給仕が行われたことをスマホに知らせしてくれる「給餌通知機能」も搭載された、ペットと飼い主のための隙の無い総合IoTマシンと言えますね。

見守り

外出中、無人の自宅でペットがどう過ごしているのか気になりますよね。そんなときに役立つのがIoTを活用した「見守りカメラ」。見守るだけでなくおやつをあげたり、スピーカーを通して声をかけたりもできるものもありますよ。

Furbo(ファーボ)
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ドッグカメラ「Furbo」にはWi-Fi搭載。留守番している愛犬の室内での様子をリアルタイムまたは録画機能で、出先でスマホやタブレットから見守ることができるデバイスです。優秀なAIが搭載されたFurboは犬の顔認証を行い自動追尾。遊んでいたり、何か普段と様子が違っていたりするとすぐに手持ちのスマホやタブレットにプッシュ通知を送ってくれるんですよ。AIは学習機能を搭載し人間にも反応するため、防犯カメラとしても役立ってくれ安心です。カメラはフルHD品質で4倍ズーム搭載、視野角160度と十分な性能。赤外線暗視機能も搭載しており、暗い室内でもペットの様子を確認することができ安心です。マイクを使って愛犬に話しかけたりおやつをあげる機能も搭載されているので、留守番で退屈している愛犬の気分も和らげてあげられますね。

健康管理

言葉を話さないペットたち。飼い主が気づかない間に病気や疾患を患ってしまい、気づいたときには重大な事態になっていたなんていうこともあり得ます。未然に危険を防ぐためにも普段からの健康管理は重要です。
出先からでも室温を調整できるスマート家電リモコンや、IoTを活用したペット用ウェアラブルデバイスをご紹介します。

RATOC Systems スマート家電リモコン RS-WFIREX4
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超小型スマート家電リモコン「RATOC Systems スマート家電リモコン RS-WFIREX4」。「Amazon Alexa」「Googleアシスタント」「Siri」といった各種AIアシスタントシステムに対応し、出先でもスマホやタブレットから家電を操作することができます。ペットにとって生活する環境の気温は大切。予想より気温が上下してしまった場合など、スマホで瞬時にエアコンの設定を変更できれば安心です。

いろいろなWebサービスやデバイスとスムーズに連携が可能なIFTTT(イフト)サービスにも対応。センサー値(温度・湿度・明暗)の取得やエアコン、照明の操作ができるアプレットも提供しており、様々な利用法ができます。本体は壁掛けできる手のひらサイズで、重量はわずか16g。赤外線の飛距離は見通し約30mとパワフルです。


PETKIT FIT P2

ペット専用のアクティビティトラッカー「PETKIT FIT P2」。コインサイズの軽量端末で、首輪などにつけても邪魔にならない高精度加速度センサーを搭載した活動量計です。Bluetooth接続でスマホアプリと連動して「睡眠」「ランニング」「ウォーキング」といった活動情報を細かく収集することができます。

データはスマホからクラウド上にアップロード。集積したデータをもとに「消費カロリー」や「気分指数&健康指数」を算出してくれるので、運動量や健康状態を把握するのに役立ちます。

「Red Dot Design Award 2016」や「iF DESIGN AWARD 2016」といった賞も受賞しているシンプルで美しいデザインもオシャレですね。

toletta(トレッタ)

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猫用システムトイレ「toletta」は愛猫の健康管理のために開発された、Wi-Fi搭載のスマートトイレです。もともと水を飲む量の少ない猫。そのため尿を作る腎臓や尿道や膀胱といった泌尿器系の病気にかかりやすい傾向があります。

Tolettaはそういった病気の初期症状が顕著に現れやすい体重と尿をトイレの度に計測。スマホアプリと連動して毎日の健康状態をチェックすることができるんです。詳細なデータは獣医師が開発したロジックにより解析され、異常値が出た場合はアラートが直ちにスマホに通知してくれるという仕組み。

多頭飼いをしているご家庭でも「AIねこ顔認識技術」搭載のカメラが識別してくれるので安心。別途首輪やタグなどをつける必要がないのも便利です。本体料金のほかに診断のための月額料金(1頭目980円税別、2頭目以降は620円税別)がかかりますが、その分ケアの手厚さが魅力です。

まとめ

近年のIoT技術の進歩は目覚ましく、上手く取り入れることによってペットとの暮らしをより豊かに快適なものにしてくれそうです。
外出が多くどうしてもペットを留守番させがちになってしまう、とお困りの飼い主さんに特にオススメしたいのが「見守りカメラ」。離れていてもお互いを近くに感じることができてペットもきっと喜んでくれるはずですよ。IoTを活用して幸せなペットとの生活を送ってください!

以上、「「ペットのためのIoT」で暮らしを充実させよう」でした。

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