
特集
iPadをフル活用する使いこなし術を紹介
その使いやすさと性能で不動の人気を誇るタブレット端末「iPad」。
ここではこれからiPadが欲しいという方から持っているけれどもほとんど使っていないという方、使っているけどもっと使いこなしたいという方まで必見の「iPad使いこなし術」をご紹介していきます。
iPad内に溜まった写真の整理方法にオススメのアプリ活用術、iPhoneやMacとストレスなく相互利用できるようになるiCloudの活用法からさらに利便性がアップする周辺機器まで、iPadの利用法を解説します。
iPadとは
2010年に初登場したApple社のタブレット「iPad」。
モデルチェンジを繰り返しながら現在は最も高性能で12.9インチと11インチの「iPad Pro」、10.9インチで軽量薄型の「iPad Air」、スタンダードな10.2インチの「iPad」、コンパクトな7.9インチの「iPad mini」というラインナップが展開されています。
iPad内の写真整理術
iPadの中に撮りためた写真や動画の処理に困っていませんか?いくつか代表的な整理方法をご紹介していきます。
アルバムを作る
アルバム別に写真をまとめれば確認もしやすくなります。
①「写真」Appを開いてサイドバー内「マイアルバム」項目にある「+新規アルバム」をタップ。
②新規アルバム「このアルバムに名前をつけてください」とウインドウが開くので好きな名前を入力。
③新規アルバムに追加する写真をライブラリから選ぶウインドウが開くので、任意の写真を選んで「完了」をタップ。
④「マイアルバム」に新しいアルバムフォルダが追加されました。今後はドラッグ&ドロップや個別・複数選択でアルバムに追加していくことができますよ。
複数のアルバムをフォルダに整理する
複数のアルバムやフォルダを、一つのフォルダにまとめることができます。階層で分けることによってよりライブラリが見やすくなりますよ。
① 「写真」Appを開いてサイドバー「マイアルバム」内「全てのアルバム」をタップ。
②アルバムが表示されている上部の「+」をタップし「新規フォルダ」を選択。
③フォルダに名前をつけて「保存」をタップ。
④作成したフォルダの「編集」をタップ、「+」をタップしてフォルダ内に「新規フォルダ」や「新規アルバム」を作成することができます。
iCloudを活用してiPhoneやMacとシームレスに繋がる
Appleのクラウドサービス「iCloud」。インターネット上のスペースにデータをアップロードして、Apple IDで紐付けされた端末同士がそのデータを共有できる便利なサービスです。
無料で利用できるのは5GBのみ。動画など重いデータの利用には向いていませんが、有料で50GB(月額130円)、200GB(月額400円)、2TB(月額1300円)とストレージプランを選ぶことができるんです。複数のiOS・iPad OS端末やMacをお持ちの方に特にオススメ。
200GBと2TBのプランはファミリー共有が可能。ご家族もiPadやiPhoneをお持ちなら、シェアして利用するのも経済的ですね。
写真や動画などのデータでiPad本体のストレージ容量が足りなくなっている方にもiCloudにアップロードがオススメ。データはインターネットに接続できる環境ならばいつでも呼び出すことができ、本体の容量も節約することができますよ。
2画面表示でアプリを2倍活用
iPadはiPhoneなどスマホと比べて大きくて見やすい画面も大きな魅力。その大画面を活かし、二つのアプリを同時に表示し作動させることができる機能があるんです。この機能を動作させるには、予めDockに同時利用したいアプリを追加しておく必要があります。
Slide Over
いま動作させているアプリ画面の前に重ねるようにしてもう一つ別のアプリを表示させることで、両方同時に操作することができる「Slide Over」機能。
①一つ目のアプリを起動。
②画面を下の方からスワイプしてDockを表示させる。
③Dockにある二つ目のアプリアイコンを長押しして画面にドラッグ。
これで一つ目のアプリの上に二つ目のアプリウインドウが表示されます。
Split View
こちらは二つのアプリを重ねるのではなく、画面分割で並べて表示して使用できる「Split View」機能。
①一つ目のアプリを起動。
②画面を下の方からスワイプしてDockを表示させる。
③Dockにある二つ目のアプリアイコンを長押ししてドラッグ、そのまま左右どちらか開きたい側の画面の端まで持っていって離します。
これで画面が二つに分割され、それぞれのアプリが同時に起動した状態になります。
なおSlide OverとSplit View機能は「iPad Pro」「iPad第5世代以降」「iPad Air2以降」「iPad mini4以降」といった機種で利用可能です。
あると便利な周辺グッズ
Apple Pencil
iPadのために開発された電子ペン「Apple Pencil」。
一般的なスタイラスペンより筆圧と角度検知に優れているのが特徴です。そのためただ文字を書くだけでなく、より繊細なタッチが必要となるイラストやアニメーション、絵画などクリエイティブワークもこなすことができる優れものなんですよ。
現在第一世代と第二世代が発売されており対応しているiPadが異なるので、購入前に所有するiPadモデルで使えるタイプをよく確認しましょう。また、筆圧検知を省略し価格を少し抑えた「Logicool Crayon for iPad」というモデルもあります。
PIXELA サイトスティック モバイル テレビチューナー
Lightningコネクタに接続するだけでiPadでテレビを見ることができる「PIXELA サイトスティック モバイル テレビチューナー」。
ハイビジョン対応テレビ向けの高画質な「フルセグ」を視聴することが可能です。フルセグ受信エリア外の場合はモバイル端末向けの「ワンセグ」放送に自動的に切り替えて受信します。iPadから給電されるので充電不要なところも便利です
キーボード各種
iPadは外付けのキーボードを接続することも可能です。タッチパネルでのタイピングも使いやすいiPad。
しかし画面を広く使いたい時や長時間タイピングを行う場合は、やはり物理キーボードが使いやすいです。iPad専用につくられている製品だけでもケースと一体になっているものやトラックパッドも搭載しているものなど、バリエーション豊富。「Smart Connector」を搭載したiPad ProやiPad Airなら、接続するだけでiPad本体から給電しペアリングもスムーズに行われる「Smart Keyboard Folio」や「Magic Keyboard」が使い勝手も良くオススメですよ。そのほかiPad用ではなくても、Bluetooth接続できるキーボードならほとんど接続可能なので非常に多くの選択肢がありますね。
ZAGG-Universal Keyboard-7
iPadカバーと一体になった超薄型キーボード「ZAGG-Universal Keyboard-7」。
接続はBlutoothでスムーズ。キーボードはキーの間に間隔のあるノートパソコンスタイルで、タイピングし易いデザインです。
最大1年間充電せずに使用できる長寿命バッテリーも魅力です。
Magic Mouse 2
「iPad OS 13.4」以降を搭載したiPadならば、PCのようにマウスを使用することができます。「せっかくタッチパネルなのにわざわざマウスを使う必要があるのか?」と疑問に思うかもしれません。
キーボードを接続してタイピングを行う場合、画面から手が離れてしまうのでマウスやトラックパッドがあると使い勝手が格段に良くなるんですよ。
まとめ
iPadは使いこなすことができれば、かなり様々なことを効率よくこなすことができる万能マシンです。今回ご紹介した中でも画面の大きさを活かした2画面表示機能は、特にオススメの機能。使い慣れてくるといちいち画面を切り替えずに作業が行えるので、ストレスなく仕事も捗りますよ。Apple Pencilやキーボードといった周辺機器は必須ではないものの、あればさらに可能性が広がります。iPadをフル活用して、よりデジタルライフを充実させてくださいね。
以上、「iPadをフル活用する使いこなし術を紹介」でした。
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