フリック入力よりも早い? スマホで音声入力をする方法とおすすめアプリ、音声認識のコツを徹底解説!

フリック入力よりも早い? スマホで音声入力をする方法とおすすめアプリ、音声認識のコツを徹底解説!

皆さんは普段、スマホで検索や文章を書く時に、どの様な入力方法を使っていますか?
指でのタップ入力や、フリック入力をする方が多いのではないでしょうか。皆さんの中には、すでにインターネットや地図アプリでのちょっとした検索の時には、音声入力を使うという方もいらっしゃるかもしれませんね。

最近ではスマホの音声入力の精度も向上しており、音声入力を活用することでフリック入力よりも速く、正確に検索や文章作成ができるようになってきています。
今回は、音声入力が気になるけどまだ使ったことがない…という方に向けて、スマホの音声入力のメリットや活用方法、長文入力にも使えるおすすめアプリと音声入力のコツについてご紹介いたします。

スマホの音声入力機能のメリット


それでは、指でのタップ入力やフリック入力と比べた音声入力のメリットはどんなところにあるのでしょうか?

1.フリック入力より素早く文字入力と検索ができる

音声入力を使うメリットとしては、短く簡潔な文章であれば、フリック入力より素早く簡単に入力できることが、まず挙げられます。

長い文章であれば、声に出して入力するよりもキーボードやフリック入力で推敲しながら書いた方が結果的に早く書けるという方もいるかもしれませんが、数文字〜数十文字程度の短い単語や文章の場合は、声に出した方がむしろ早い場合が多いのではないでしょうか?

加えて、音声入力に対応したアプリは極力音声だけで操作できるように作り込まれているものが多く、例えばGoogleの地図アプリ「Googleマップ」では、検索窓に表示されているマイクのアイコンをタップするだけで音声入力による検索と、検索結果の表示ができるようになっています。

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「Googleマップ」で音声入力による検索を使った場合の検索完了までのステップは

① マイクアイコンをタップ
② 目的地をスマホに向かって話す
③ カナ・漢字変換と検索が同時にスタートし、目的地が表示される

の3つとなります。
一方、フリック入力を使った検索の場合は

① 検索窓をタップ
② 目的地をフリック入力
③ キーボードの変換候補、または目的地の候補をタップ
④ 目的地が表示される

の4つの操作が必要となり、仮に音声による入力とフリックによる入力のスピードが同じだった場合でも、指でアプリを操作するステップが入ってしまうため、フリック入力による検索は音声入力よりも時間がかかってしまいます。

また、音声入力の場合は入力時にスマホを注視する必要がないため、移動中など急いでいるときにこそより強くこのメリットを感じられるはずです。

2.フリーハンドで文字入力ができる

何か他の作業をしていて両手がふさがっているときにも文字入力ができるのが、音声入力の大きな強みではないでしょうか。

例えばオリジナルの手料理を作りながらレシピをメモしたり、一日の最後にお風呂に浸かりながらその日の記録を日記につけたり(スマホの水没には気をつけてくださいね)…といったことが音声入力でより簡単にできるようになります。

3.簡単な議事録作成や速記にも役立つ

会社の会議などでの議事録作りや速記にも音声入力は役立ちます。議事録のような、ある程度の正確さが求められる文章では、音声入力で正確に入力されているかのチェックが必要ですが、それでも音声入力による書き起こしのサポートがあれば議事録作成もぐっと楽になるのではないでしょうか。

以上、音声入力のメリットをいくつかご紹介いたしました。
これ以外にも、人によっては長文の入力もタイピングやフリック入力より声に出して入力していった方が楽だし早い、という人もいるかもしれません。

それでは次に、音声入力を活用できるおすすめのアプリを紹介していきましょう。

おすすめiPhone、Android音声入力アプリ

2021年現在、音声入力アプリの精度は日々向上を続けており、今では周囲に雑音がなく、マイクに向かってはっきりと喋ることができる環境であれば、音声入力によって非常に正確に長い文章を認識し、入力することが可能になっています。

特に音声入力の分野では、音声認識の研究に対して大きな投資を行っているGoogleの成長が目覚ましく、Androidユーザーであれば、デフォルトでインストールされている「Googleマップ」アプリなどの音声入力検索機能を使うことで、その精度の高さを体験することができます。

「Google マップ - ナビ、乗換案内」をAppStoreでチェック

「Google マップ - ナビ、乗換案内」をGooglePlayでチェック

また、こちらの「音声文字変換&音検知通知」アプリでは、Googleの最新の自動音声認識テクノロジーが導入されており、リアルタイムでの精度の高い音声入力と自動文字変換を可能にしています。

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「音声文字変換&音検知通知」アプリは現在Androidでのみ利用可能となっています。

「音声文字変換&音検知通知」をGooglePlayでチェック

「Texter(テキスター)」はiPhoneユーザーにおすすめの音声入力アプリです。

アプリ起動後に、録音ボタンをタップするだけで、すぐに音声認識によるテキスト入力を始めることができます。
音声認識の精度も非常に高く、レビューも高評価を集めています。

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画像は上のテキストを実際にテキスターで音声入力してみた結果です。「テキスター」という固有名詞そのものは「テキスト」に自動補正されてしまいましたが、それ以外は長文でもかなり高精度に認識できていることがわかります。

「Texter(テキスター)」アプリは現在AppStoreでのみ利用可能となっています。

「録音,文字起こし,テキスト変換 Texter(テキスター‪)‬」をAppStoreでチェック‬‬‬‬‬‬‬‬

失敗しない! スマホで音声入力をするコツ

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これまで音声入力の便利なポイントやおすすめのアプリを紹介してきましたが、それでもまだ「音声入力は失敗しやすくて不便」という印象を持っている方も多いかもしれません。
そんな方のために、音声入力の失敗を減らすコツについてまとめてみました。

1.なるべく静かな環境で、はっきりと喋る

基本的な事ではありますが、やはり雑音や他の人の会話をマイクが拾ってしまうと、音声入力の制度は落ちてしまいます。なるべく静かな環境で、マイクに自分の声が届くよう、はっきりと喋ることを意識してみましょう。
とはいえ、あまりはっきり喋ることを意識しすぎて不自然なイントネーションになってしまうと、逆に正しく認識されないことがありますので気をつけてください。いつも通りの自然な抑揚で話すことも大切です。

2.単語単位ではなく文章単位で音声入力するように意識する

音声入力では、入力された単語や同音異義語などを、前後の文脈や内容を解析した上で、その中で使われる可能性が高く音が似ている単語や文字に置き換えるという作業をしています。
そのため、単語単位で区切るような喋り方をすると、文脈の解析がスムーズにいかずに、誤入力が増える原因となってしまいます。
音声入力をする際はなるべく一つの文章、一つの句読点までを続けて話すように意識すると良いでしょう。

3.専門用語や略語、固有名詞を多用しない

音声入力はあまり一般的でない専門用語や略語、辞書にはない固有名詞を認識することが苦手です。専門用語や略語は避け、なるべく分かりやすい言葉に置き換えて話すようにしましょう。

まとめ

以上、スマホの音声入力の活用方法やおすすめアプリなどについてご紹介いたしました。

私自身、最近はちょっとした文字入力はほとんど音声入力で済ますようになっています。
慣れればフリック入力よりも手軽で便利な音声入力、皆さんも是非使ってみてくださいね!

以上、「フリック入力よりも早い? スマホで音声入力をする方法とおすすめアプリ、音声認識のコツを徹底解説!」でした。

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