
レビュー
換気の見える化!空気環境が一目瞭然「CO2換気アラームHD」の使用レポート
会議室や店舗など、人が集まる空間で重要視される「空気環境」。
実は新型コロナウイルス感染予防として、厚生労働省より、【CO2濃度:1000ppm以下】【温度:18~27℃】【湿度:40~70%】を推奨されていることはご存じでしたか?
今回ご紹介する「CO2換気アラームHD」は、そんな細かな数値もリアルタイムで計測でき、
可視化してくれる優れもの!高感度センサーが空間のCO2濃度を監視し、
「密」が発生したらアラームでも知らせてくれます。
また、適切な換気を行うことで「密」対策だけでなく、
空気中の二酸化炭素濃度が上がることで起こる、集中力低下を防げるのも嬉しいですね。
安心快適な空間づくりに大活躍しそうな「CO2換気アラームHD」。
詳しくチェックしていきたいと思います!
▶商品ページはこちら
【通常価格:25,000円】⇒【販売価格:12,800円】
■なぜCO2濃度の測定が感染対策に?
政府や自治体では、換気の目安となるCO2濃度が測定できるCO2センサーの普及を促進しています。
理由としては、直接空気中のウイルスを検出することはできないので、
吐いた息に含まれるCO2を代替手段・指標にしているからだそうです。
「CO2濃度が高い」=「人口密度が高い」ということですね。
■CO2換気アラームHDの特徴
4段階のステータスアイコン・大きく表示された数値・CO2換気アラームで空気環境が一目瞭然!
忙しい中でも、タイミングに悩まされることなく効率よく換気ができます。
【密の発生をお知らせ】
高感度センサーが空間のCO2濃度をリアルタイムに監視します。
CO2濃度が1000ppmを超えて「密」が発生したらアラームでお知らせします。
【空気環境をチェック】
新型コロナ感染対策には空気環境のチェックが重要です。
CO2換気アラームは、CO2濃度・温度・湿度を同時に計測。
空気環境を数値で可視化します。
【見やすい画面表示】
大きくて読みやすい数字とクリアな色で、空気の状態がひと目で分かります。
さらに、画面の明るさも調整できるので、見やすさがアップします。
【使いやすいカタチ】
背面に壁掛け穴を装備。据置きでも壁掛けでも使用できます。
実際に使用した感想は、後半でレポートしていきますね!
CO2濃度ステータス表示
良好(~1000ppm):健康的なCO2レベル【緑アイコン】
標準(1001~2000ppm):換気推奨レベル【オレンジアイコン】
注意(2001~3000ppm):眠気の誘発、健康被害ありレベル【濃いオレンジアイコン】
危険(3001ppm~):長時間で重大な健康被害レベル【赤アイコン】
※初期設定では1000ppmを超えるとアラームが鳴ります。
■それでは、同梱内容をチェックしていきましょう!
箱を開けて実物を確認していきます。すると、鏡面仕上げで作られたかっこいい本体が!
画面に傷防止フィルターがついている心遣いが嬉しいですね。
電源OFF状態は数字も全く見えていないので、鏡として一時的に使用しても問題なさそうです。
【同梱内容】
・本体(約27cm×90cm×3.5cm)
・取扱説明書(兼保証書)
・USBケーブル(約3m)
・壁掛け用位置決めステッカー
・壁掛け用ネジ2本
・壁掛け用プラスチックプラグ2個
※アダプターは附属していませんが、iPhoneをお使いの方は手持ちの充電器で代用可能です。
※壁掛け設置は、壁に穴をあける必要があります。
■はじめに、自動調整のため電源を入れて24時間稼働
はじめて使用する際は、自動調整のために24時間以上稼働する必要があります。
使用を予定している前日には準備を始めておかないといけませんが、
[電源ボタン]を押すだけでできるお手軽調整です。
1.まずは充電
附属のUSBケーブルを使用し充電すると、右側のバッテリーが赤く表示されました。
充電仕様は、【充電時間:約3時間】【稼働時間:約1時間】です。
充電が完了するとバッテリーは緑色に変化します。
2.電源ONで自動調整スタート
本体上部にある4つのボタンのうち、
一番左側にある[電源ボタン]を押すとCO2濃度・温度・湿度が表示されました。
自動調整のため、このまま電源を切らずに稼働状態を保たなければいけないので、
充電をしたまま24時間以上放置してくださいね。
■実際使ってみて
輝度調整と、CO2アラーム数値の設定が可能な「CO2換気アラームHD」。
まずは、1000ppmを超えるとアラームが鳴る初期設定のまま使っていきましょう!
センサーが正しく反応できているかテストしたい方は、本体背面にある吸気口に息を吹きかけてください。
CO2濃度が1000ppm以上になると問題ありません。
今回テストを行ったところ、数値はぐんぐんと上がり正常な反応を示しました。
※本商品のセンサーは筐体内に配置されています。
筐体内に取り込まれた空気が入れ変わるまでに2~5分程度かかり、
センサーの計測反応が遅く感じられることがあります。
■空気環境の変化
現在住んでいる家で空気環境の変化を確認していきます。
1.ゆとりのある空間
【14畳で0人の場合】
CO2濃度は、400台ppmで表示されました。
【14畳で1人の場合】
CO2濃度は、500台~600台ppmで表示されました。
【14畳で2人の場合】※同居人と計測
CO2濃度は、700台~800台ppmで表示されました。
リビングで計測していたのですが、
キッチン火を使うと、直前の数値+約100ppmで表示されることが盲点でした!
飲食店で使用される方は、留意しておかないといけませんね。
2.狭い空間
【洗面所で2人の場合】※同居人と計測
換気扇を止めて約5分後、1000ppmを超えました。
その後も上がり続けましたが、湿度と気温も上がったことも相まって息苦しさを感じ中断・・・。
「密」状態をしっかり計測してくれました。
■暗い部屋での視認性
数字が大きく、遠くからでも見やすい画面ですが、
部屋を暗くした場合の視認性はどうなのか確認してみました。
近くからでももちろん、遠くからでもはっきりと見えたので視認性の高さが伺えます!
■CO2換気アラームが鳴った際の対応
アラームが鳴った際、換気を行ってください。
設定されたCO2アラーム数値より下がるとアラームは止まります。
「ピッピッピ」と短く高音で鳴るアラーム音で、個人的にはそこまで耳障りに感じませんが、
いち早くアラームを止めたい場合は、[電源ボタン]を2回連続で押して再起動してくださいね。
■画面輝度・CO2アラーム数値をカスタマイズ
自宅で使用する分には初期設定で満足でしたが、
さらにフィットする設定をお望みの方におすすめの、画面輝度・CO2アラーム数値のカスタマイズ。
それぞれの設定方法を記載しますね。
【画面輝度の設定】
・輝度は6段階で調整可能です
※本体上部にある4つのボタンのうち、左から2番目の[UPボタン]を押すと輝度が明るくなります
※[UPボタン]の右隣にある[DOWNボタン]を押すと輝度が暗くなります
【CO2アラーム数値の設定】
・本体上部にある4つのボタンのうち、一番右の[SETボタン]を押すとCO2濃度の数値が点滅します
・CO2アラーム数値は、800~2000ppmの間で13段階(100ppm区切り)設定できます
※CO2濃度の数値が点滅している状態で、[UPボタン]を押すとCO2アラーム数値が上昇します
※CO2濃度の数値が点滅している状態で、[DOWNボタン]を押すとCO2アラーム数値が下降します
・設定できたら[SETボタン]を押して終了してください
■壁掛けも可能!
現在住んでいる家が賃貸なので、壁に穴を開けなければいけない壁掛けは断念しましたが、
設置方法を記載します。
1) 「位置決めステッカー」を設置所に貼ってください
2) 直径6mmの2つの穴を開け、「プラスチックプラグ」を壁に差し込んでください
3) その穴に「ネジ」を差し込み、本体を取り付けたら設置完了です
■まとめ
新型コロナウイルス感染予防に役立つ「CO2換気アラームHD」はいかがでしたでしょうか。
オフィスや店舗など人が集まる空間で、大活躍すること間違いなしだと思います。
今回サンプルとして同居人と「密」状態を作ったシーンがありますが、
酸素不足による息苦しさを体感し、快適な空気環境を保つためにもCO2センサーは
自宅にも導入したいと思いました!見た目もかっこいいのでインテリアとしてもお気に入りです。
通常価格25,000円のところ、現在は12,800円と大変お買い得になっているようですので、
ぜひこの機会に導入を検討してみてください。
以上、「換気の見える化!空気環境が一目瞭然「CO2換気アラームHD」の使用レポート」でした。
レポーター情報

- 編集部
- SoftBank SELECTION WEB MAGAZINE for Mobile Accessoriesは「モバイルアクセサリーで人々を幸せに」をコンセプトに、皆様の暮らしを豊かに楽しくできるようiPhoneやスマートフォンのアクセサリー情報を提案します。
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