初心者でもプロのような動画を作成！「3軸スマホ用ジンバル」の使用レポート

一眼レフでさえ顔負けする高性能のスマホカメラがあれば、気軽にクオリティの高い動画を作れる時代がきましたね。
今回は、スマホ撮影をスマートかつ強力にサポートしてくれる「POMi V-life Pro 3軸スマホ用ジンバル」をご紹介。映画のようなシーンを盛り込んだ、印象的なビデオを片手で撮影できる優れものです。操作自体も簡単なので、動画初心者に一押しのガジェットですよ！

綺麗な動画をSNS発信用のVlogだけでなく、大切な瞬間を家族や友人など内輪でシェアしたい方や、趣味の記録として残したい方にもおすすめです。それでは、商品について詳しくレポートしていきますね。

■「スマートフォン用ジンバル（スタビライザー）」とは？

私も初めて手にした、一見すると自撮り棒のような「スマホ用ジンバル」。
調べてみると「スマホ用ジンバル」とは、スマホ撮影で最大の弱点である「ブレ」を解消してくれる撮影機器だそうです。センサーやモーターを駆使して、撮影者が動いたり向きを変えたりしてもスマホを一定の方向に保持する機構が備わっているそう。
特に「回転」「水平方向」「垂直方向」の3軸に対応しているジンバルは安定感があり、滑らかな動画撮影が可能とのこと。以下のようなシーンで大活躍しそうですね。

・子供やペットなど、動いている被写体を撮影
・スポーツやレジャーなどのアクティビティを撮影
・街ブラなど、歩きながらの撮影

■「POMi V-life Pro 3軸スマホ用ジンバル」をおすすめする理由

01．3軸スタビライザーがスマホの傾きを強力に補正

「チルト軸（垂直・上下）」「ロール軸（回転）」「パン軸（水平・左右）」の3軸で手ブレを補正。横の動きも、前後の動きにもしっかりと対応し、滑らかな映像が撮影できます。それぞれの軸の可動領域は広く、「パン軸」に至っては最大340°と、かなり自由度が高いです。

02．本体にボタン搭載！片手で簡単に操作が可能

本体のグリップ部分には「ジョイスティック」「電源/ファンクションボタン」「モードボタン」「シャッターボタン」が操作しやすく配置されています。また、本体重量348gと通常の缶ビールより軽量なため、長時間の撮影も苦になりません。

03．とってもポータブルな折りたたみ式

本体は折りたたみ式のため、気軽に持ち運びが可能。服のポケットにも収納できるサイズ感がうれしいですね。ポータビリティが高いので、どこにでも持っていきたくなります。

04．専用アプリで多彩な動画撮影！

「POMi V-life Pro 3軸スマホ用ジンバル」では専用のアプリが用意されています。映像表現の幅が広がるので、ぜひインストールしてみてくださいね。以下に詳細を記載します。

 顔やオブジェクトを指定して自動追尾する「オブジェクトトラッキング」※横向きのみ対応
 ジンバルが自動で180°、または330°の角度で横回転して撮影できる「パノラマモード」
 画面が回転する不思議な動画を撮影できる「インセプションモード」
 背景が迫ってくる/遠のいていく特殊な映像を撮影できる「ドリーズームモード」
 早送りのような動画を撮影できる「タイムラプス / モーションタイムラプスモード」
 画面の素早い移動でふたつのシーンをつなぐことができる「パントランジションモード」
 目で追えないような速い動きをしっかり捉えることができる「スローモーション撮影」
●写真や動画のトーンを加工できるフィルター「10種類以上のフィルターを搭載」

「POMi V-life Pro 3軸スマホ用ジンバル」の魅力は伝わりましたか？
それでは、これから実際に商品の方を触ってレビューしていきたいと思います。

■まずは、同梱内容のチェック！

ジンバル本体や充電用ケーブル以外にも、付属品が数点あります。

 ジンバル本体
 ストラップ
 ミニ三脚
 専用バッグ
 充電用USB-Cケーブル
 取扱説明書および保証書
 使用前の注意点説明書

「使用前の注意点説明書」「取扱説明書および保証書」があるので、最初に軽く目を通しました。２枚の内容はほぼ同じですが、ミニ三脚のつけ方は「使用前の注意点説明書」にのみ記載されていたので、ご注意ください。

■本体の充電と前準備

01.充電

はじめに、付属の充電ケーブルと本体をつなぎ充電をしていきます。
バッテリー表示ランプが3つ点灯すると満充電ですので目安にしてください。

02.展開/折りたたみ

充電完了後、ジンバル本体の【展開/折りたたみ】切り替えをどうやるのか試してみました。
※電源OFF状態で行ってください。スマホを付けていない状態で電源ONすると、ピコンピコンとウルトラマンみたいな音が鳴り続けます。

【展開】
1）「折りたたみノブ」をゆるめてから、上半身を展開し、その後「折りたたみノブ」を締めます。
2）「ロール軸」のロックを解除します。締める動作はカチッとはまる音が鳴るので反対と覚えておくと◎
【折りたたみ】
【展開】と逆の手順で折りたたんでいきます。

03. スマホの取り付け
本体展開状態からスマホを付けていきます。
スマホ画面を横向きに、カメラが左側になるようにスマートフォンホルダーに取り付けます。スマートフォンホルダーは上下に伸びるので引っ張ってくださいね。スマホをしっかり固定してくれる分、装着感は少しきつめです。フィット感があり、スマホが外れそうといった心配もなく安心して使えそうです！
取り付け完了後、本体を持ち上げた状態で電源ON（「電源/ファンクションボタン」3～4秒長押し）してください。音と共に起動し、自動で方向を調整し始めます。

※取り付ける前にスマホケースは外すことをおすすめします。
※スマホを付けていても、電源ON状態で横に置いておくと音が鳴り続けます。

■本体とスマホの接続方法

専用アプリが用意されている「POMi V-life Pro 3軸スマホ用ジンバル」。
実は、スマホに元々入っているカメラとBluetooth接続するだけでも使用可能です！
それぞれの接続方法を記載していきますね。

01.初期カメラアプリとBluetooth接続

【接続方法】
1）前述した「前準備」を行う
2）スマートフォンの設定＞Bluetooth一覧から「STABILIZER」を選択
　※「STABILIZER_●●●」はアプリ用ですのでご注意ください。
3）初期カメラアプリを起動
4）本体のシャッターボタンが使えるようになったか確認

手順3補足：
説明書に記載はありませんが、私が使っているiPhoneでは、アプリを起動しておかないと本体のシャッターボタンが上手く作動しないようです。こちらの手順を省いても問題なく作動する端末は不要だと思います。

02.専用アプリとBluetooth接続

こちらも本体とスマホのBluetooth接続が必要です。

【接続方法】
1） アプリをインストール
　※App StoreやGoogle Playで「Gimbal Pro」と検索したらアプリが表示されます。
2） 前述した「前準備」を行う
3） アプリを起動したら表示されるデバイスリストから「STABILIZER_●●●」を選択
4） アプリ初回起動時は、カメラなどの使用許可を求めるポップアップが表示されるのでＯＫを選択
5） アプリの撮影画面が立ち上がるのを確認し、本体のシャッターボタンが使えるようになったか確認

■専用アプリを使用した撮影方法

初期カメラアプリの使い方はかなりシンプルなので、直観的に操作可能でした。
専用アプリについては「？」と思うところがあったので、基本的な使い方をご紹介していきますね。
※アプリはアップデートがあると思うので、2021年10月時点での仕様として参考にしてください。

専用アプリ操作画面

アプリ専用のモード切り替えや、カメラ⇔動画の切り替えなどは、スマホ画面をタッチして操作するようです。横方向にしてもUIは縦のままなので、慣れていない間は縦方向にいちいち戻さないといけないのが面倒かもしれません。
※「電源/ファンクションボタン」を押すと縦・横方向の切り替えができます。
※固定軸を変更する「モードボタン」は、撮影補助の役割だけでなく、アプリを操作する際の固定にも使えます。（軸を固定していないと、自動で上下/左右に動くので触れないです！）

専用アプリで撮影したデータの行方
撮影したデータは一度アプリ上に保存されます。本体に保存したいときは以下の手順を踏んでください。
1） 縦方向にした際に、アプリ画面の右下にあるアイコンをタップ
2） 任意のデータを選択
3） 保存
※横方向で撮影した場合も、縦向きのデータになるようです。

■まとめ

今回「POMi V-life Pro 3軸スマホ用ジンバル」の特徴と、基本的な使い方をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか？多彩な機能を使って、これからどんな動画を作成していこうかと想像するだけでわくわくしますよね。
撮影動画を見返すと、「スマホ用ジンバル」を使っていない動画は【カクカクした動き】だったのに対し、「スマホ用ジンバル」を使った動画は【ブレがなくなめらかな動き】だったのですごく効果を感じました！
スマホ動画制作に興味がある方は、ぜひお試しいただきたいです。

以上、「初心者でもプロのような動画を作成！「3軸スマホ用ジンバル」の使用レポート」でした。

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