
レビュー
SwitchはノートPC画面で遊ぼう!GENKI「ShadowCast」なら大きな画面で快適プレイ&テレビ争奪戦回避!
テレビでも、手元画面でもゲームが楽しめるNintendo Switch。
とはいえ実際には、「小さな画面をみんなでのぞき込むのはストレス…」と感じたことはありませんか?
こんな場面で役立つのが、Human Thingsから発売されているGENKI「ShadowCast(シャドウキャスト)」です。
具体的にどのようなアイテムで、どんなメリットが生まれるのか、実際の使用感をもとにレビューしていきます。
■ShadowCast(シャドウキャスト)とは?
ShadowCast(シャドウキャスト)とは、HDMIで映像&音声出力可能なゲーム機を、ノートPCの画面上で遊ぶためのミニキャプチャーボードです。
本体のみでもプレイ可能なNintendo Switchですが、ドックとテレビをHDMIケーブルでつなげば、テレビへの出力が可能に。
・家族や友達と、みんなでSwitchをプレイしたい
・子どもの目が悪くならないよう、できるだけ画面から離れてプレイさせたい
このような場合は特に、「テレビ出力がメイン」という方も多いのではないでしょうか?
必然的に、「他の人がテレビを使いたい→Switchで遊べない」という状況に陥ってしまいます。
こんな問題を解決してくれるのが、今回紹介するShadowCastです。
このアイテムを使うことで、「Switchの画面をノートPCモニターに出力して遊べる」ようになるのです。
・テレビが使えないときでも、大きな画面でゲームできる
・旅行先などでも、手軽にみんなでゲームを楽しめる
このようなメリットを実感できるでしょう。
ちなみにShadowCastは、Switch以外にもさまざまなゲーム機に対応しています。
PS3やPS4、PS5のほか、Xbox Series XやNES miniも、ノートPC上でプレイが可能。
テレビが使えないときでも、いつでもゲームを楽しめるでしょう。
ShadowCastの一般販売予定価格は、6,490円(税込)です。
■【ShadowCast】開封からセッティングまで
では早速、ShadowCastをセッティングしていきましょう。
同梱物は以下のとおりです。
①ShadowCast本体 ×1個
②USB Type-C 2.0 (1.8m) ×1本
③USB Type-C to Type-A変換アダプター ×1個
④ユーザーマニュアル ×1式
ゲームを出力するために使用するアイテムは、写真の①②③の3つのみです。
非常にシンプルですね。
実際に、ノートパソコンとつないでみました。
ShadowCast本体はとてもコンパクトで、Switch背面にすっぽりと収まります。
写真では背面カバーを外した状態ですが、閉じたときでも干渉するようなことはありません。
パソコン側のケーブルには、②のDock用USB Type-C to Type-A変換アダプターをつないでいます。
この変換アダプターを使うことで、Type-Cの差し込み口がないパソコンでも、ShadowCastを接続できます。
接続が終わったら、専用アプリ「Genki Arcade」をダウンロードします。
このアプリ上に、ゲーム画面が表示される仕組みです。
ちなみに専用アプリは、WindowsとmacOSの両方に対応。
また「わざわざアプリをダウンロードするのはちょっと…」という場合は、Webブラウザ版の利用も可能です。
Google Chromeが入っているノートPCであれば、ほぼ対応可能だそうですよ。
■大画面で快適ゲームを楽しもう!
さて、では実際に出力してみました。
ノートPCの画面の大きさは、スイッチの画面の約4倍。
さすがにテレビと同程度…とまではいきませんが、十分快適にプレイできる大きさです。
画面に近付き過ぎなくても、画面上の情報をチェックできるので、いちいち子どもに「画面を離して見て!」なんて言う必要もありません。
大人数で遊ぶ、大乱闘系のゲームも、ストレスフリーで楽しめるのではないでしょうか。
画像や動画を記録したいときには、アプリ上のボタンをクリックするだけでOKです。
写真も動画も、自由自在に楽しめます。
★気になる画質は?
ゲーム画面が大きくなることで、気になるのが画質についてです。
Genki Arcadeでは、
・動作快適モード
・画像優先モード
の2つが用意されており、動きとビジュアル、どちらを優先するのか自分自身で決定できます。
ちなみにこちらは、「動作快適モード」で撮影した実際のゲーム画面です。
普段テレビでプレイしている環境と、ほぼ同程度の画質だと思います。
★遅延は発生する?
ShadowCastの魅力は、超小型機器でありながら、出力も入力もパワフルな性能を持っていること。
CPUとメモリ負荷も小さいため、ほとんどのノートPCでサクサク快適にゲームを楽しめます。
実際にオンラインのバトルロイヤルゲームをプレイしてみたところ、遅延でイライラすることはありませんでした。
敵に攻撃を仕掛けるタイミングなど、スイッチ画面でプレイしているのと同様の感覚で遊べます。
■大画面以外には?ShadowCast導入メリット
PCモニターへの出力以外にも、ShadowCastにはさまざまな導入メリットがあります。
4つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
★無制限録画が可能
Nintendo Switchでは、ゲーム機単体でゲーム画面の録画が可能です。
しかし、Switch単体では、最大30秒が限度。
「たった30秒では、伝えたいことが伝えきれない!」と思う方も多いのではないでしょうか。
ShadowCastを使えば、ゲーム画面を制限なしで録画可能です。
「プレイ中はとりあえず録画しておいて、あとで面白い場面だけを切り抜いて編集する」という作業も難なくできるようになるでしょう。
★プレイ中の会話も録音できる!
ShadowCastでは、ノートパソコンのマイク機能を使って、プレイ中の会話内容も録音できます。
プレイヤーの声や反応は、ゲーム実況には欠かせないもの。
また、友達同士でゲームをプレイしたときの会話と画面を、思い出として残しておくこともできます。
★手軽にライブ配信も可能
ShadowCastは、以下のようなサードパーティソフトウェアにも対応しています。(※2021年1月現在)
【キャプチャ】
・QuickTime
・OBS
・StreamLabs OBS
・Wirecast
・X-Split
【ソーシャルメディア】
・Discord
・Twitch
・YouTube
【ビデオチャット】
・Google Meet
・Microsoft Teams
・Skype
・Zoom
これらのソフトウェアとGenki Arcadeを連携させれば、ライブ配信も可能となります。
たとえば…
・友達同士で、チャットを楽しみながら一緒にゲームをする
・YouTube上で、不特定多数を対象にライブ配信を行う
・ビデオチャットアプリのスクリーンシェア機能で、仲間内だけでライブ配信を行う
といった楽しみ方も可能です。
Zoomで画面共有を試してみたところ、
1.Zoomを起動して、ミーティングを開始する
2.画面下部の「画面の共有」を選択する
3.「Genki Arcade」を選択する
4.「音声を共有する」にチェックを入れ、「共有する」をクリックする
たったこれだけで、ゲーム画面を共有してのライブ配信ができました。
あとは、招待したい人にミーティングIDなどの情報を伝えておけば、OKです。
★手持ちデジカメを高性能Webカメラとしても利用可能
HDMI変換アダプター等を利用して、デジタルカメラとShadowCastを接続すれば、デジカメを高性能Webカメラとして使えます。
オンライン上での会議や、情報発信も一般的になった今、Webカメラのニーズもぐんぐんと高まってきています。
とはいえ、
・使用しているノートPCにはWebカメラが搭載されていない
・Webカメラは搭載されているものの、性能が良くない
といったお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
デジカメ×ShadowCastなら、手持ちのカメラを高性能Webカメラとして活用できます。
わざわざ、高性能なWebカメラに買い替える必要もなくなるでしょう。
■ShadowCastでより快適なゲーム環境を実現しよう!
ShadowCastの国内初上陸を実現したMakuakeは、Switchドックの小型化を実現した「GENKI Dock」で注目を集めた会社です。
GENKI DockとShadowCastは、もちろん併用も可能。
両方を使えば、より手軽に、ノートPC画面でゲームをプレイできるようになるでしょう。
「ドックは小型化しても、画面は大型化したい!」というのは、Switchユーザー共通の願いです。
ShadowCastを活用して、ストレスフリーなゲーム環境を実現してみてください。
以上、「SwitchはノートPC画面で遊ぼう!GENKI「ShadowCast」なら大きな画面で快適プレイ&テレビ争奪戦回避!」でした。
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